今日は寝不足だ。昨日、テニスの全米オープンで、4時間近くにわたったアガシの試合を観ていたのだ。36歳のアガシは、同年代の選手がほとんど引退した後も現役で活躍しているが、今大会での引退を表明している。そのため、観客の応援がもの凄かったが、それに応えるかのように、年齢を感じさせない華麗なショットを繰り広げて粘り強いテニスを見せてくれた。
36歳のアガシに対するバグダティスは弱冠21歳。バグダティスは長髪に白いはちまき、ヒゲはぼうぼうといった風貌で、ミスショットの後はラケットをたたきつけるなどの派手なリアクションをする。なんだか若い頃のアガシのようで面白かった。 前半はアガシの2セットアップだったが、その後バグダティスが巻き返して2セットバック。フルセットにもつれこむ大接戦だった。長時間の試合になると、体力のある方が有利かと思ったが、なんと若者の方が足をつってしまい、アガシが辛くも逃げ切った。明日の試合もぜひがんばってほしい。 ところで、テニスのサーブの速度は、ウィンブルドン、全仏オープンなどでは時速○○キロで表示されるが、全米オープンでは当然Mph(時速○○マイル)で表示される。頭の中で1マイル=1.6キロの暗算をしなくてはならない。 しかし、子供の頃から疑問だったのだが、なぜそもそもサーブの速度を時速であらわすのだろうか?例えば、時速200キロのサーブというのは、もしかりにボールが速度を一定に保ち、重力の影響を受けずに1時間飛び続けたとすると200キロまで届く、ということになるが、とても有り得ない前提なのでイメージしにくい。 (新幹線の時速が200キロと言われると、一時間乗っていれば200キロ先まで到着する、というふうにわかりやすい。) むしろ、台風の瞬間速度のように、秒速80メートル、というように表現された方がわかりやすいと思う。一秒間に移動する距離だったらとてもイメージしやすい。 同じことは野球のピッチングにも言える。長いこと使われているので、時速150キロを超えると速い球なんだなあというのは常識として知っているが、一時間に飛ぶ距離が150キロか170キロかよりも、一秒間に41.7メートルか47.2メートルなのかの方が、今投げられているボールの速度を実感することができると思う。
by dc20036
| 2006-09-02 00:57
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