カテゴリ:食べ物

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    [ 2007-05-05 11:34 ]
  • Nutella (C)
    [ 2007-04-14 06:51 ]
  • 別れと出会い (C)
    [ 2007-04-11 10:10 ]
  • さらに肉まん (K)
    [ 2007-03-17 07:22 ]
  • 皮から手作り餃子 (K)
    [ 2007-03-16 12:23 ]
  • 冷え性にオススメのデザート (C)
    [ 2007-03-10 08:24 ]
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    [ 2007-03-06 13:26 ]
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    [ 2007-02-18 07:09 ]
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    [ 2007-02-15 06:56 ]
  • 初雪と初ピザ (C)
    [ 2007-01-23 00:22 ]

オリーブオイル活用法 (C)

帰国まであと2週間となり、ぼちぼち引越しの準備を始めている。食材なども計画的に消費するべく献立を考えている。写真は我が家の棚の調味料たち。
私は食材はほとんどこちらのスーパーで調達している。どうしても手に入らない味噌と料理酒、そしてコンソメは日本のものが気に入っているので3ヶ月にいっぺんくらい日本のスーパーに買いにいく。

醤油は日本食ブームですっかりポピュラーな存在なので、どのスーパーにも置いてある。キッコーマンの醤油もあるが、これには2種類あって、日本の醤油と同じようなレベルですごく高いものと、日本の醤油よりかなりまずくてそれなりに安いものがある。私はこの2種類の中間レベルにあると思われるSan-Jの醤油を使うことにしている。

ハーブは鮮度が保てるように、なるべく小さいサイズのものをこまめに買うようにしている。よく使うのはカレーやシチューに欠かせないローリエ、チキンやラムに合うローズマリー、肉にも魚にも使えるオレガノ、あとタイムとナツメグも。バジルはなるべくフレッシュなものを使いたいのだが、炒め物などには乾燥バジルが便利。

油はオリーブオイルを使っている。365と書いてあるホールフーズのプライベートブランドは、安いので気軽に炒めものに使っている。その右のエキストラバージンオイルは、イタリアのシエナ産で、値段は高いが、フルーティーで濃厚なので、そのままパンにつけたりサラダにかけたりしている。365の左にあるのは、パリで買ってきたシトラスオリーブオイル。主にラムやチキンのマリネに使う。しかし、パリからわざわざ手荷物で運んできたのに、実はこっちのスーパーでも売っているのを知り、ちょっとショックだった。

その隣は日本は味の素のコンソメ。アメリカのコンソメも試してみたが、どうも味がぼんやりしていて、今ひとつだった。やはり昔から慣れ親しんだものに限る。ちなみに、こっちの人は固形のスープはあまり使わず、パックに入った液体のスープストックを使う。しかし液体だとチャーハンの味付けには使えないし、煮込み料理の際に野菜から出た水分にさらにストックを入れると薄くなってしまう。なんだかうまく使いこなせないのでほとんど利用していない。

は、サラダなどに直接かけるのにはKosher Salt (コーシェルソルト)というユダヤの塩を使っている。これはさらさらとした薄い結晶なのですばやく溶けるし、塩味がマイルドでとてもおいしい。写真のものは粒の大きいあら塩。パスタや野菜をゆでるのに使っている。ちなみに、あら塩は英語でCoarse Salt (コースソルト)なので、コーシェルソルトと紛らわしく、料理番組に出てくるといったいどっちなんだろうと悩むことがある。まあどっちにしろ塩なので間違ったところでどうってことないんですけど。

さて、あらためて考えてみると、うちにはオリーブオイルが3種類もあるようだ。特にイタリアン好きというわけではない。帰国まであとわずかなのに、いったいどうやってこのオリーブオイルたちを消費したらよいのだろうか。特にシエナ産のおいしいエキストラバージンをうまく活用する方法はないものだろうか?たかが調味料ごときに振り回されるのは本意ではないが、オリーブオイルをたくさん使うメニューはないかなあ。

そこで思いついたのがカッペリーニ。日本のそうめんのように極細のパスタで主に冷たくいただくもの。今まさに旬のトマトにとてもよく合う。ということで、トマトのカッペリーニを作った。トマトは、ベビーローマというプチトマトと普通のトマトの中間くらいのものを使い、シャロットとガーリックのみじん切、バジル、オリーブオイルを合わせ、ついでにモッツァレラチーズまで入れてしまった。シャロットは、紫色の小さいタマネギの一種で、甘味が少なくしゃきっとした辛味がグッド。(日本のエシャロットはラッキョウなので別物らしい。シャロットは日本だとベルギーシャロットと呼ばれている。)
さっと茹でて氷水でしめたカッペリーニにたっぷり載せた具があふれそうになったが、とってもおいしかった。日本だったら、たぶん味の濃いプチトマトを使い、シャロットの代わりにミョウガでも合うのではないかと思う。チーズなしでブルスケッタにしてもおいしい。(その際はトマトの種は水っぽくなるので取り除くとよい) もちろん、オリーブオイルはエキストラバージンで!
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by dc20036 | 2007-05-05 11:34 | 食べ物

Nutella (C)

アメリカのパンは、日本で売っている食パンと比べるとなんだか味気ない。もともと日本の食パンはご飯の代わりになるように開発されたそうなので、甘くてモチモチしているのだろう。また、ヨーロッパのパンは、フランスパンもドイツパンもどれも個性的でおいしいが、アメリカのパンにはこれといった個性もない。しいて長所をあげると、安くて日持ちすることだろうか。(もちろんアメリカにもベーグルというたいへん個性的なパンがあるが、これはかなりぎっしりしていて、毎朝食べるにはちょっと重たすぎる)

というわけで、トーストがあまりおいしくないので、その味気なさをおぎなうために、ジャムやスプレッドをいろいろ使っている。その中で最近愛用しているのがNutellaというイタリアのチョコスプレッド。日本でも売っているが、アメリカの方がたぶん安い。(「ヌテラ」ってなんだか日本語の「塗る」を連想させる)

Nutellaには、ヘーゼルナッツがたくさん入っていて香ばしく、チョコだけどそれほど重くない。味は、昔うちの実家で千葉からお取り寄せしていたピーナッツバターのチョコレート版に味が近い。でもそんな説明だと私のの家族にしか伝わらないので、もっと一般的な説明を試みると、ハワイ土産のマカデミアナッツチョコが口で溶けたようなそんな風味がする。トーストにたっぷり塗り、薄切りバナナをはさんで食べるのが一番のお気に入り。朝から幸せになれます♪

そんなNutellaから今日プレゼントが届いた。すっかり忘れていたのだが、1ヶ月以上も前に、パッケージを2枚送り、Tシャツに応募していたのだった。さっそく夫に着せてみた。私は普段はあまり懸賞などに応募しないたちなのだが、今回はどういうわけかすすんで応募したのだ。Tシャツなのにおいしそう。蜂がよってきたりして。日本で着れるかな?
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by dc20036 | 2007-04-14 06:51 | 食べ物

別れと出会い (C)

*かなりくだらないエントリーなので、真面目な方は読まないでください。

先週、つらい別れがあった。低血圧の私にとって、朝のカフェインは必需品。2年前にDCに来てさっそくデロンギのコーヒーメーカーを買った。その名もTwenty Four Seven (24/7)。24/7とは、一日24時間&一週間7日、つまり休みなしという意味で、アメリカのサービス業でよく使われる表現。 日本語の年中無休のようなもの。その名のとおり、24/7は休みなく実によく働いてくれた。最初はうまく使いこなせず、薄いコーヒーや粉っぽいコーヒーができてしまったが、だんだんと使い慣れてきた。そして私の生活にとってすっかり当たり前の存在となり、ろくに手入れもせず、日本茶や紅茶の保温サーバーとして使うなど、コーヒーメーカーの守備範囲を超えた無茶な使い方までするようになった。しかし、先週、私のうっかりしたミスで、とうとうガラスのサーバーが壊れてしまったのだ。あわてて、セロテープなどで修復を試みるも、一度壊れてしまったものは二度と元には戻らない。さらにガラスが割れてしまうのが怖くてもう今までどおりには使えない。人間関係も長く続けていると、すっかり相手に対する思いやりを忘れてつい相手を傷つけてしまい、一度壊れた関係は二度と元にはもどらないのと同じである。

さて、壊れてしまったものにいつまでもこだわっていてもしょうがない。そもそもこのコーヒーメーカー、デロンギという肩書きと低価格に惹かれてかったものの、ふたがきちんとしまらず蒸気がもれてやけどしそうになるし、自動で保温が切れる機能もないので危険だし、こっちでの2年間に「とりあえず」買っただけで、それほど気に入っていたわけではなかったのだ。このように悪いところだけ思い出して無理やり嫌いになろうとするところも、ふられた相手の悪口を言いまくる心理に共通している。

さて、そうは言っても、コーヒーが飲めなくなるのはとても不便。特にもうすぐ期末試験が始まるのでカフェインは不可欠だ。でも新しいコーヒーメーカーを買うのもなんだかしゃくなので(あと一ヶ月だし)とりあえず家にあるものでコーヒーを淹れてみよう。紅茶サーバーを使ってフレンチプレス式にトライしてみるも、メッシュがあらすぎて粉っぽくて苦い。原点に返ってドリップ式にお湯を注いでみるが、普通の鍋からどぼどぼお湯を注ぐのではうまくいくはずもない。たしかに「コーヒーらしきもの」にはありつけるが、はっきりいってそのままでは飲めたものではないのでミルクをたっぷり入れてカフェオレにしてごまかしてみる。このように「とりあえず身近なもので代替する」行為は、失恋直後に、女友達と飲みに行ったり男友達とカラオケに行ってうさばらししてもなんだか満たされない気分に似ている。

Don't cry over spilled milk(覆水盆に帰らず)。そのとき、ある考えがひらめいた。そうだ、エスプレッソマシンだ!ヨーロッパでよく見かける直火型のエスプレッソマシン。実は前からすごーく気になっていた。でも「うちにはコーヒーメーカーがあるから」という理由で、買いたい気持ちを抑えていたのだ。気になる人がいても、今付き合っている彼に遠慮してなかなか次の一歩が踏み出せないのと同じ。しかし今の私はフリー。正々堂々とエスプレッソメーカーを購入することができるのだ。前のコーヒーメーカーが壊れたのは、きっと新しいエスプレッソメーカーを買うための運命だったのよ、なんて赤い糸伝説を信じる私は相当おめでたい。

さっそく、ネットでBialetti社Moka Expressというエスプレッソメーカーを購入。届くのに3日かかる。その間に、直火型のエスプレッソメーカーの仕組みを勉強したり、エスプレッソ用のillyのコーヒー豆を買ってきて万全を期す。初めてのデートの前に、相手の会社や趣味についてリサーチたり、新しい洋服を買ってネイルサロンに行くのと同じ行動パターンだ。

さて、そんなわけで心待ちにしていたエスプレッソマシンが本日到着。なんどか予行演習をして、エスプレッソを淹れてみた。粉の量とか火加減がいまいちベストでないようだが、普通のコーヒーとは違ってこくと苦味の豊かなエスプレッソができた。去年行ったイタリアのトラットリアを思い出した。幸せ。

このエスプレッソマシンの扱いにもそのうち慣れて、いつの間にか新鮮味がなくなり当たり前の存在となる日がくるのだろう。そして保障期間は2年間と短くどちらかといえば消耗品の部類に入るため、別れは確実にやってくる。しかし、前回の反省をいかし、長く大切に使ってたくさんのいい思い出(おいしいコーヒー)をつくっていきたいと思う。

*このように、モノとの関係も、ヒトとの関係と同じような思考プロセス・行動パターンをとることが今回再確認できた。当然ながら、モノはお金を出せば手に入るのに対し、ヒトは相手の同意がないと手に入らないところが根本的に違いますけどね。
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by dc20036 | 2007-04-11 10:10 | 食べ物

さらに肉まん (K)

昨晩の餃子の具があまっているので、妻の発案で肉まんを作ってみることにした。

皮も、小麦粉にドライイーストを入れて発酵させるだけのようなので、簡単そうだ。昼食用に、さっそく小さめの肉まんを6個作った。大きさは手のひらに乗るくらい。小龍包のように小さい。まあ、昼食だからいいかな。

蒸し器に並べて、蒸すこと20分。ふたを開けてびっくりした。ものすごく大きくなっている! 皮がふわふわに膨らんで、普通のコンビニ肉まんサイズになっていた(横浜の中華街サイズとまではいかないが)。

嬉しい悲鳴を上げながら、肉汁たっぷりの熱々をいただいた。ニラがなかったのも、肉まんの具にちょうど良かったかもしれない。
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by dc20036 | 2007-03-17 07:22 | 食べ物

皮から手作り餃子 (K)

とつぜん無性に餃子が食べたくなった。実家ではよく食べていた、美味しいカリカリ焼き餃子。アメリカのスーパーにもパンダ印の冷凍餃子が売られているのだが、どうも日本の餃子とは違うのだ。茹でる調理法なので、皮がねっとりしておりあまり美味しくない。アメリカの中華街で出てくるものも同じような餃子なので、こちらの餃子にはがっかりして、あきらめていたところだった。

手作りしてみたいが、餃子の皮やニラがスーパーにないので、なかなかチャレンジできなかった。しかし、とうとう我慢の限界に達したので、ネットの情報を参考にしながら皮から手作りしてみることにした。

まず、小麦粉200グラムに塩少々とお湯90ccを加えて、しっかりとこねる。ラップをして、冷蔵庫で寝かせる。

具は、豚のひき肉に、中国酒(残念ながら紹興酒は手に入らず)、塩、こしょう、しょうゆ、ごま油、にんにく、しょうがを入れて、妻にしっかりこねてもらう(ここは、体温が低い妻が担当した)。粘り気が出てきたら、キャベツのみじん切りを入れて、これも冷蔵庫で寝かせる。

そして、いよいよ皮を作る。生地を細長く棒にして、24等分に切り分ける。なんだか、本格的な感じ。それを、片栗粉(Potato starch)で打ち粉をしながら、薄く延ばす。ここは力仕事なので、僕が担当。なかなかきれいな円にならない。

皮ができたそばから、妻が具を包んでいく。妻は、自分で餃子を包むのは初めてだったようで、最初はラビオリのような形になってしまったが、何度か包むうちにコツを飲み込んだようだ。合計24個の小ぶりの餃子が完成。壮観だ。

フライパンを熱してごま油を引き、餃子を並べる。少し焼いたら、お湯を入れてじっくり蒸し焼きに。しっかり5分も熱すると、お湯が蒸発して、餃子はカリカリのいい焼き色になった。うーん、匂いだけでもおいしそう。

ひとくちかじると、具はジューシーで肉汁たっぷり。2年ぶりの本格餃子にかじりついて、思わずやけどしそうになった。ニラがないのが残念だったが、しょうがとにんにくのいい香りがして、さっぱりと美味しかった。手作りの皮も絶品で、スーパーの冷凍餃子とは比べようもないほどだった。皮がスーパーに売ってないという制約条件が、かえって美味しい餃子を作るきっかけになったと思う。
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by dc20036 | 2007-03-16 12:23 | 食べ物

冷え性にオススメのデザート (C)

私は子供の頃からひどい冷え性で、冬は「あんか」なしでは眠れない。体質改善のために、父が買ってきた漢方薬を長年飲まされたが、ちっとも改善しなかった。

冷え性だと、アメリカではとても苦労することがある。それは初対面だと必ず求められる握手。仲良くなってからも、「ヘーイ」とか言ってハイタッチ。なにかと手をさわられる機会が多いのだ。
初めて私と握手をした人は、あまりに冷たいのでギョっとする。こないだは"You are icy"とまで言われた。icyというのは氷のように冷たいという意味だが、同時に冷淡だという意味もあるので決していい言葉ではない。
そのため、このあと握手がありそうだというときは、あらかじめ手をポケットに入れておいたり、お手洗の洗面所でお湯で手を洗ったりなどの工夫をしている。

さて、そんな冷え性だが、たまには得をすることもある。冷え性の人にぴったりなデザートがあるのだ。表題は、冷え性が改善するデザートのことではなく、冷え性の人に向いているデザートのこと。
それはずばりパイ。普通はパイ生地をこねるときにバターが溶けてしまうのが難点なのだが、私は手が冷たいため、いくら手でこねても一向にバターが溶けないのでやりやすい。バターを手でちぎることもできてしまう。
というわけで、アップルパイを作ってみた。適当に型から余ったところは織り込んでしまう簡単なもの。見た目はあまりよろしくないが、シナモンとナツメグを多めに使い、生地がさくさくしてとてもおいしかった。

同様に、ハンバーグなども、いくらこねてもタネが温まらないので冷え性むきと言えるだろう。一般的に女性にむかないと言われている寿司職人にもなれるかもしれない。一方、ピザやパンをこねるときのように、ある程度の温度でイーストを発酵させるような場合は不利だと思う。

ちなみに、夫は常に体温が高くてぽかぽかしている。以前、スーパーのお菓子売り場にあった試食用のチョコレート・トリュフを手でつまんだら、即座にチョコレートがとけてヌルッと手からすべって落っことしていた。彼の手はピザ向きだ。
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by dc20036 | 2007-03-10 08:24 | 食べ物

コーンドビーフと映画バトン (C)

ふと気がつけば、アメリカ生活も残りあと2ヶ月となった。これからは、日本ではなかなか食べられないものを重点的に食べようと決意した。

そこで今日は、ニューイングランド料理のCorned Beafなるものに挑戦。Corned Beafとは、塩漬けにした肩バラ肉。これを缶詰にしたものが、日本では缶詰コンビーフとして出回っている。本来は、野菜と一緒に煮てポトフのようにしていただく。
この料理は、結婚祝いに友人夫妻から頂いた栗原はるみの「もう一度、ごちそうさまがききたくて」に載っていたので前から気になっていたのだが、このレシピでは塊肉に塩をたっぷりとして、ハーブと一緒に一週間漬けるところから始まるので、ちょっと面倒そうだった。しかし、ここはアメリカ東部。スーパーに塩漬け済みの塊肉を発見。煮るところからスタートすればいいので簡単だ。ちなみに、英語では缶詰でも生肉でもCorned Beafだが、日本語では缶詰のものをコンビーフ、ゆでた料理をコーンドビーフと呼んで区別しているようだ。

さて、買ってきた肉は約1.6ポンド(720g)。真空パックされた肉は、すでにハーブや胡椒などのスパイスがしっかりときいている。生肉なのにすでにおいしそうなにおいがする。この肉にひたひたの水を加えて沸騰させてアクと取り除いたら、あとはひたすら弱火でことことと煮ていく。家にあったローリエやタイムなどのハーブも適当に加えてみた。煮ている間は暇なので、ぽんこさんからmixiで回ってきた映画バトンをしたり、昼寝をして過ごした。(寝ている間は夫が見張りを担当)

眼をさますと、部屋はすっかりハーブと肉のいい香りが充満している。2時間半くらい煮たところで、セロリ、にんじん、タマネギなどの野菜を加え、さらに30分くらい煮込んで出来上がり。

味付けは、肉から塩分とエキスが出るのでほとんど必要ない。肉はほろほろにやわらかくなり、お箸で切れるくらいだった。肉と野菜を適当に取り分ける。(もちろん一回では食べきりません)
胡椒をふりかけ、肉にはフランスで買ってきたディジョンマスタードを添えていただく。
私は、缶詰のコンビーフはしょっぱくて脂っこくて嫌いだが、このコーンドビーフはハーブの香りがして、さっぱりとした味わい。長時間煮込んだのにしっかりと肉の味は残っていてとてもおいしかった。日本でこれを再現しようとすると、栗原式に一週間かけないとできないのかと思うと残念。

映画バトンについてはこちら
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by dc20036 | 2007-03-06 13:26 | 食べ物

自己申告の法則 (C)

夫が外食して帰った際に私が「なに食べてきたの?」と聞いたとき、彼の回答にはある一定の法則があることに気がついた。

先日彼はある勉強会に参加し、懇親会で寿司やサンドイッチを軽くつまんだ後、近くの居酒屋での2次会に参加した。
そこで何を食べたのかと聞いてみると、
 「枝豆かな」
と回答。それしか食べなかったのは偉いじゃないと感心すると、
 「いや、マカロニサラダもあったかな」
と追加。うーん、マヨネーズたっぷりのアメリカのサラダは夜中には重いなあと思っていたら、
 「じつはカラマリ(イカのから揚げ)も食べちゃった」
と白状した。夜中にから揚げとビールとは、メタボリック街道まっしぐらではないか!

昨日先輩の家でごちそうになってきた彼に、何が出たのかを聞くと
 「うん、納豆と豆腐」
という回答。しかし、4時間の夕食に出たのがそれだけなのは妙なので、もうちょっと詳しく聞くと
 「あと、豚のしょうが焼きもあった」
ふーん、意外とあっさりとした夕食会だったようだ。

しかし、翌日の今日、私が夕飯を親子丼にしようかと提案したら、
 「実は昨日、親子丼を食べたんだ」
との告白が。どうやら、納豆と豆腐としょうが焼きの後、「しめ」に親子丼が出たらしい。
さらに激詰めすると、昨日はこの他に、えびとアボガドサラダ、バターコーン、コンビーフとジャガイモの炒め物。デザートに羊羹まで平らげていたのだ。あっさりどころか、かなりこってり豪華な夕食であったことが判明。

この2例でわかるように、申告の順番にはある法則が存在する。
どちらの例でも、彼はカロリーの低いあっさりとしたものから順番に報告する傾向があるのだ。
ということは彼なりに多少はダイエットを意識して罪悪感を持っているのかもしれない。

日本に帰ったら、さらに外食の機会が増えると思うので、だまされないようにしっかりとデューディリ(精査)したい。
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by dc20036 | 2007-02-18 07:09 | 食べ物

ヴァレンタイン (C)

前回帰国したとき、妹が夫へのお土産にGODIVAのチョコレートを持たせてくれた。真っ赤なハートのチョコレートは今年のスペシャルバージョンのようだ。一粒一粒ていねいに仕上がっていて、さすが老舗の味。とてもおいしく頂いた。

GODIVAと言えば、私が大学生の時にアルバイトをしていた予備校の学長はたいへんなグルメで、ヴァレンタインの前になると必ず「チョコレートはGODIVAでよろしく」とこちらが聞いてもいないのにチョコレートのブランドを指定してきた。しかも、「船輸でなくて空輸ものね」と物流方法まで指定。彼によると、GODIVAには船輸用と空輸用とがあって、船輸用は長期間の輸送と環境変化に耐えるように融点が高く設定されているので口どけが悪くておいしくない。一方空輸はベルギー本店と同じ味なのだが、少量しか輸送されないのでコストがかかるそうだ。(現在は日本のGodivaはほとんどが空輸)
そんな薀蓄を聞かされて仕方なく何年も買い続けた義理チョコ。あー、この習慣なくならないかなあとずっと思っていた。

ちなみに、GODIVAは日本では「ゴディバ」と発音するが、アメリカでは「ゴイバ」と呼ぶので要注意。発音的には「お台場」に近い。

というわけで、今年は一足先にヴァレンタインを済ませてしまったのだが、テレビやネットでヴァレンタインの話題が多くなってくるとやはり正式に何かしたくなってきた。今回はせっかくアメリカにいるのでアメリカ式のヴァレンタイン(=男性が女性を高級レストランに連れて行きプレゼントを渡す)をしようと夫に提案したが却下されたので、日本式のヴァレンタイン(=女性が男性にチョコレートをプレゼントする)で祝うことにした。

どんなチョコレートが欲しいのか聞いてみると、「中はふわふわ、外はしっとり」というきわめて抽象的な回答が。もうちょっと詳しい情報を問い詰めて解釈すると「ふわふわのスポンジケーキにたっぷりとクリームがかかったケーキ」が食べたいらしい。どうやら、二年前に私があげたトップスのチョコレートケーキのようなものをイメージしていたようだ。

今日は大雪のため休校で時間があったので、手作りすることにした。まず、「中はふわふわ」にするため、スポンジケーキとシフォンケーキの中間のようなケーキを焼く。しかし、私はここで大失敗。生地を用意したまではよかったが、オーブンの温度設定を間違えてしまった。レシピには摂氏150度とあったのだが、うちのオーブンは華氏表示なので単位を換算しなくてはならない。普段は電子辞書の便利機能で計算するのだが、今日は面倒だったのでネットで適当に探したら"150度=華氏220度"という表示があったので、なんかちょっと低いなあと思いながらも華氏220度に設定した。しかし、1時間たっても一向に焼けない。おかしいと思って確認すると、なんとそのホームページには"絶対温度150度=華氏-220度"と書いてあったのだ!つまり、"絶対温度150度(=摂氏マイナス123度)=華氏マイナス220度"という関係を表していた。ちなみにこれは火星の表面温度だ。うーん、もうちょっとよく読めばよかった。。。

急いで温度を正しい温度の華氏302度に設定しなおしてさらに30分くらい焼いたら、なんとかケーキができた。ケーキを冷ましてシロップをかけたら、ココアパウダー入りの泡立てた生クリームをたっぷりの塗り、2番目の条件「外はしっとり」もクリアー。ココアパウダーは、奮発してGhirardelliのパウダーを使用。Ghiradelliはアメリカのチョコレート会社だが、アメリカにしてはめずらしくおいしい。仕上げにベルギー産のビターチョコレートを削って出来上がり。

味はトップスには程遠いが、いちおう「中はふわふわ、外はしっとり」は実現できたと思う。

ところで、妻が夫にあげるチョコレートって、義理なんでしょうか本命なんでしょうか?
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by dc20036 | 2007-02-15 06:56 | 食べ物

初雪と初ピザ (C)

今年は暖冬で20度を越える日もあり半そでで過ごすことも多かったが、先週末に寒波がやってきて急激に寒くなり、昨日はこの冬初めての雪が降った。昼過ぎに降りだした雪は夜にはやんでしまったが、今朝窓から見たらまだ少し雪が残っている。

寒いせいか、熱々のピザが食べたくなったので、初めての手作りピザに挑戦した。

まず生地をこねる。最初はべちゃべちゃしていてどうなるか不安だったが、根気よくこねているとそのうち形がまとまってきた。本来は小麦粉とお水で作るそうだが、アメリカの小麦は風味がないので牛乳を加えてみた。20分くらいこねてから形を整えて発酵のプロセスへ。本当はぬるま湯の温度で1時間くらいじっくりと発酵させるものらしいが、今回は炊飯器の保温機能を使ったので15分くらいであっという間に膨らんだ。その後2時間くらい冷蔵庫で寝かせる。その間にお腹をすかせるためにジムへ行って軽く運動。

ジムから帰ったら、ちょうど授業が終わった夫も帰宅していた。冷蔵庫から取り出した生地をめん棒で薄く延ばし、下焼きする。その上にトッピングの手作りトマトソース、モッツァレラチーズ、ジェノバ産サラミを載せて本焼き。10分くらい焼く。

いよいよ出来上がり。生地はカリカリクリスピーで、あっさりとしていてトッピングの味が引き立っていた。チーズがモッツァレラだったせいか、さっぱりとしていてぜんぜん胃にもたれなかった。

そういえば、3年前の秋に夫の留学が決まったお祝いをしたのは、恵比寿の「パルテノペ」というピッツァリアだった。ここの生地は薄すぎず厚すぎず、もちもちとしていてとてもおいしい。(ピザ以外のメニューはあんまりおいしくないのが難点)
今回作ったピザは、パルテノペのようなイタリアンのピザにはかなわないけど、アメリカのピザ屋には勝てる味だと思う。定年後はピザ屋でもひらこうかな。
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by dc20036 | 2007-01-23 00:22 | 食べ物